人生で一番遠い大分旅行へ①(10月12日編)

9月30日で17年務めた会社を退職。

齢50にして何考えてんだとお思いでしょうが、精神的にヤバくなっていたので、会社が希望退職の募集を始めた途端に応募しました。

 

世の中はコロナ禍。

会社の希望退職募集もその流れ。

 

10月1日から何だかボーッとしている中、政府のコロナ対策ってやつでGoToキャンペーン。

旅行費の35%が割り引かれ、10月1日からは15%が『地域共通クーポン』というもので消費者に還元されるという、コロナ禍で弱っていく旅行業やその地域の復興対策。

 

普段、旅行など考えもしない我が家。

最初は『他人事』のように思っていたのです。

 

ところが...

 

僕の退職。

年をとった母の故郷への想い。(連れて行ってやりたいと思う僕の気持ち)

GoToキャンペーンのタイミング。

台風14号(笑)

後でわかる事だが、旅行代金の補助額が上限1万4千円から3500円に引き下げられる。

(後に政府の追加予算の発表にもとづき各事業者が1万4千円に)

 

全てのタイミングが凝縮したこのピンポイントに『いっちょ大分旅行に行こうか!』って事で、旅慣れない僕たちが、何だか訳のわからない制度を利用して行ってまいりました。

 

るるぶの別府・由布院と買って旅行の計画開始。

10月2週目に決定して、同時に台風14号の進路ともにらめっこ開始(・_・;)

 

バタバタと毎日が過ぎていき、少し無理やり計画していった中には、僕もお袋も『また行ったらええやん』『また行けるように頑張ったらええやん』という気持ちがあったのかも知れません。

 

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ひょっとしてフェリーが欠航になるんじゃないかと心配した台風14号は、巷では『マスクしてくんの忘れた』と『家の鍵閉めたか確認しに行った』とか言われるUターン。

前線の影響で曇りがちの旅行になると残念な予報。

 

大昔にたこフェリーしか乗ったことがなく緊張します(笑)

動画を撮ったんですが貼るのが面倒くさいので割愛。

乗った所に停めるんだと思っていたら、パカッと開く地下(そこは2F)への秘密の扉があって、そこを下った所でUターン。

もっとギチギチかと思いきや、前後左右に余裕の駐車指示。

そこ(2F)から船室の6Fまで、お袋にエレベーターを6階で降りるように指示して、僕はお袋の荷物も持って階段(*´Д`)ハァハァ

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たこフェリーでは寝る間もなく、遠い昔に乗った記憶のあるフェリーでも雑魚寝だったので、客室の階を見るのは初めてです。

長~い廊下がぐにゃ~んと湾曲しているのは平気なんだろうかと心配になります。

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ちょっとびっくり気味のお袋様(笑)

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荷物を置いて、カメラを持って探検に出掛けます。

まずは緊急時の脱出経路の確認。

比較的前部に乗せられたため、後方の展望デッキまでは距離があり、オカンを引きずって行くには時間がかかりそうです。。。

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本来であればバイキング形式の夕食・朝食共に弁当形式に。

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そんなこんなをしていると明石海峡大橋をくぐるというアナウンスがあったので、展望デッキへ。

夜の暗闇に加え、想像もしなかった船の振動。

どうやって撮るのか。

ISOを上げて、シャッタースピードを上げて...

やってる間にくぐってしまった!!!

振り向きざまの一枚を船室で加工。

少しやりすぎですが、拡大せずに見る分にはかっこよくなったかなと。。。

 

その後は、初めての展望露天風呂を貸し切りで堪能し、眠れない夜へ。。。