人生で一番遠い大分旅行へ⑦(10月15日大分最終日+オマケ)
朝風呂に入りたい気持ちもあったけれど、途中途中思う妙な感覚『また来よう』と思い
朝食を頂く。
夕食と打って変わって、もりもりと食べて最後はお茶漬けで締めた。
終始マスクをしていた担当の女の子の顔を初めて見るお別れ。
ポーターのおっちゃんは何故空を写さずに床を写すのか(笑)
宿もそうだけれど、どうしても名残惜しい茶房 天井桟敷へもう一度。
窓から見える一面の紅葉は今頃(11月13日)真っ赤になっているだろうか。。。
前日に予定を繰り上げ消化しているので余裕がある。
九重(くじゅう)方面へ脚を伸ばし、やまなみハイウェイをガッツリ巡って大分港に戻るスケジュール。
お袋様の疲れ具合も考慮しつつ。。。
台風14号の接近からUターンと活発化した秋雨前線の影響で、出発前には始終曇りの天気予報だったこの旅行。
気になる曇り空もなく、何かの加護だと思おうとする気持ち。
『そろそろ由布岳も見納めかな...』そういう母を展望台に下ろし、『ここまで登ったら見えるで!』と促す。
フレアだとかゴーストを処理する能力がまだ無い。
フォトショップで看板や人共を消し去る知識も無い。
ところは九重”夢”大吊橋。
とことこ先に歩いていく僕。
わかっていたんだけど、母に心配させてしまった。
中央部分まで進んで引き返してきた所でスマホを握りしめた母に出会う。
写真を撮っていると男女年寄りの団体のおっさんが『右側通行ですよ』と嫌味ったらしく言うので、『止まっていますよ!』と一括。
年寄りのくせに女がいると調子に乗る馬鹿はどこにでもいる。
眼下に『震動の滝』(雄滝・雌滝)と雄大な姿が見られ、その滝壺にも下りれるらしいが、まさかお袋を置いてそんな行動が取れるはずもなく『またにしよう』と。
吊橋のすぐ近くに白鳥神社なる神社があったので少し寄ってみた。
立派な随神門や拝殿の天井絵もなかなか良かった。
何故絞ったか覚えていない。何故かこんなところで絶妙の光条を得る。
正面は鳳凰。
拝殿が密接していてよく拝めず。
左右脇障子。
左は獅子の子落とし。
右の猛禽類は何だか首がもげそうだった。
左右破風の龍が良かった。
木組みの間にも波が彫られている。
そそくさと車に戻り、先を急ぐ...訳でもなく...
やまなみハイウェイは、ああ!ここだな!と思わせるポイントがずっと続く。
二人してソフトクリームが食べたかったので、九重やまなみ牧場。
ブルーベリーソフトクリームも飲むヨーグルトも美味しかった。
長者原付近で少しお腹が空いたという話をしだして、せっかくだからだご汁(だんご汁の事を母が小さい頃はこう言っていたらしい方言)を食べたいという事で、『ドライブステイみやま』というくじゅう連山の登山者が利用する山小屋っぽい店へ。
薄暗い店内でお世辞にも愛想が良いとは言い難いおっさんが二人厨房にいた。
とり天も有名らしいが軽く...と思い二人共だご汁だけにする。
あんまり旨くてだご汁の写真がない。
くじゅう連山を見ながら食べる最高のロケーションだった。
最後にくじゅう花公園に入ったけれど、もうお袋様は電池切れ。
少し歩いて出てきた高い入園料となった。
明らかに山を降り始める道路。
少し名残惜しさが出てくる。
帰りの乗船まで余裕はあったけれど、そのままフェリー乗り場へ。
コンビニで若干の虫養いを買って、買っておいた酔止め薬を飲んでおく。
乗船後は別に付いている訳ではない夕飯は摂らず、持っていたお菓子などを食べて終了。
展望露天風呂を覗くとおっさんでむせ返っていたので、トイレにあるシャワールームでさっと汗を流した。
『次は新幹線で行ってレンタカー借りようか...』とぼんやりと話をする。
楽しかったしお袋も楽しめたみたいで良かった。
死ぬまでにお袋を一度連れていいてやりたいと思っていたので親孝行ができたつもりになれる。
ほんとにまた行けたら最高。
頑張ろう。。。
オマケ
六甲アイランドに帰ってきたのは6:45。
ゆっくり地元に帰ってきて、行ってみたかった倉式珈琲へ入ってモーニング。
少しガッツリ食べておこうとモーニングにプラスしてフレンチトーストを注文したら、何だか最初の女の子と違うオバサンが持ってきて、『普段でしたらこの時間お出ししてないんですけど...今回は特別に...』と半ば注意を受けた。
いや、知らんがな。
旅行の記念。
今の所天国のような毎日休みなので、なかなか着ることができないTシャツ。。。
迂闊にも途中一枚の地域共通クーポンを失効してしまった。
帰りのフェリーで獲得した分は翌日僕のユニクロ背広に。
期限が短く使いにくかった。
17枚獲得して1枚のロス。
...と大学ノートに記録を書いておく。
(レシートから何から全て置いてある)
恒例の...
使った手ぬぐいを手洗いして干す。
新しく手に入れた二本はこの時はまだ風呂場。
長々とお付き合いありがとうございました。